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その2



1.新基準機への移行率

昨日の記事では新基準機への移行について供給が足りないので
計画的に入れ替えていきましょうという趣旨の内容でした。
今日は実際の数字と裏話を記載していきます。

早速本題ですが全国の設置台数は現在下記の通りです。

パチンコ

パチ計2,446,000台
旧基準2,232,000台
新基準   213,000台

新基準機導入率8.71%

スロット

スロ計1,541,000台
旧基準1,405,000台
新基準   136,000台

新基準機導入率8.83%

意外とスロットの導入率が高いことに驚いたと同時にパチンコは設定が浸透していないんだなと
実感する数字でもあります。
使える機種が少ないなど色々意見は出ていますが残り22カ月で3,637,000台を新基準機に入れ替えなければなりません。

パチンコは毎月10万1千台の入れ替え。
スロットは毎月6万3千台の入れ替え。

新基準を外して新基準を導入することを考えると供給が必要な台数は最低でも
パチンコは毎月12万台
スロットは毎月7万5千台

業界に携わる方々であればこれだけの台数を供給&導入するのは絶対的に不可能だとご理解いただけるでしょう。
では業界全体としてどのように取り組んでいくかを説明していきます。



2.日工組は内規撤廃

日工組の規制緩和はご存じの方が多いとは思いますが賞球の下限をなくすことになりました。
ヘソ4個、電チュー1個、その他賞球3個という下限が撤廃されたのです。

現在の内規で保通に持ち込んだ
沖縄2が試験で落ちること数十回。
6段階で通過させると豪語していたにも関わらず最終的には2段階設定で落ち着きました。

新しい規則で王道スペックを適合させるには非常に高いハードルがあります。
※下記おさらい参照
大当たり後、アタッカーが開くまで2分間「マリンちゃんとワリンちゃんの歌唱とダンス」を
垂れ流しても流してよいのであれば6段階でも
適合していたと思います。

しかし年配層に圧倒的支持されている「海物語」に違和感を感じさせる演出を入れ込むことはできません。

結果時短100回をフルでつけることは出来ず、確率の差が大きい2段階設定が完成したのです。
当然、パチンコ店の評判は低く完売に程遠い状況で営業はフィニッシュしました。


ここまでで既にぱちんこ店とメーカーの意向に乖離が産まれていることにお気づきでしょうか。

パチンコ店としては時期尚早だと考え多台数の導入は控えている。
「適合したとしてもこれ以上のスペックは望めませんよ」と説明されても全く響かない。
xデーが近づけば良いスペックの海が発売されると予想している。
旧基準の
海物語があるから2年先のことより明日の売り上げ。


メーカーとしては今後同様のスペックを通過させるのは至難の業。
2年先を見据えて現在の内規で限界のスペックを開発したが完売できず。
在庫を残すリスクを考えると
今後は台数を絞って販売する。
スペックも確実に適合するスペックダウンした機械を作らざるを得ない。

このような問題もひとつの原因として内規を撤廃することになりました。
魅力的なスペックや演出で人気の出る機械を開発することがメーカーの使命。
開発の幅が広がったことにより安心して導入できる機械が発売されるはずです。
期待しましょう。



3.全日遊連は陳情?しかしイベントが弊害に

ホール団体は規則改正若しくは緩和を陳情するのではと考えています。
若しくは安定的に新基準機が供給されるまで撤去の延期
最低でも現在の経過措置機械と同様、甘デジとノーマル機は延期
概ねこのような内容の内容で政界や警察庁に働きかけを行っていると読んでいます。

※追記
ツイッターで呟いておきながらブログの文書に入れ忘れました。
2006年のみなし機一斉撤去の際も嘆願書が提出され「当局には温情を希望する」という内容でした。
結果、撤去を促す文書が出されたのは翌年のことでした。
この実績から即摘発は考えにくいためxデー以降も機械が残ってしまうのではという懸念があります。
しかしSNSの発展により簡単に写真が投稿できるため通報祭りが繰り広げられる可能性もあります。


その働きかけを踏みにじる状況が散見されているため東京都で動きがありました。

つい先日東京都遊協より第三者告知を利用して店名の告知、店名を判断できるような
イベント告知
を自粛するよう再度周知がありました。
これについては以前にもほぼ同様の内容で周知されていました
自粛できていませんでした。

それでもPAAがボーダーラインを模索し23区の告知までにしようと談合が行われていました。
実際に某演者を除いて守られていたのですがホール団体側としては
実体としてイベント行為が機能しているため納得してませんでした。

全日の理事長は都遊協の理事長でもあります。
業界に危機が迫っているにも関わらず、理事長の管轄である都下のパチンコ店は

第三者の告知について「23区までOK事後報告はOK」などと自己都合としか考えられない
勝手な基準でイベント行為を
していると警察庁の知るところとなれば
規則改正の陳情など聞く耳を持つわけがありません。

そんなことはつゆ知らず現場はイベントが止まないため今回の再発令となったのです。

規則緩和の陳情となれば東京都だけの問題ではなく全国一律で自粛しなければなりません
しかし規制されている地域でも自粛されないのに規制されていない地域で自粛すると手を挙げる
ホールがいくつあるでしょうか。
理事長が直接判断を下せる首都東京だけは
少なくとも自粛してほしいという気持ちを踏みにじってほしくないです。
本質を捉えて行動していかなければ自分の首を絞めるだけだということに気が付いてください。

※おさらい
【パチンコの新規則】

旧基準
1時間   下限なし 上限300%
10時間 下限50% 上限200%

新基準
1時間   下限33% 上限220%
4時間   下限40% 上限150%
10時間 下限50% 上限133%

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