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もう少し要点をまとめます。

1.中小企業の対応について

昨日の続きです。
旧規則機撤去についての取り組みですが正直文書内容が分かりにくいという声が多数上がっています。
現に昨日業界関係者様から何件もどういう意味?と電話をいただきました。

実は変更点は一点だけ

2018年1月31日までに検定、認定が切れたもので経過措置機と区分されたノーマル機と甘デジ、羽モノは2019年12月31日までに撤去

これだけです。
経過措置だったため期限を設定したということになります。

上記以外に検定、認定が切れたものは即撤去です。
しかし現状設置が続いているため注意喚起として合わせて記載したところ内容がわかりにくくなってしまったものと思われます。

この取り決めを全て遵守した場合一番苦しむのは中小零細のぱちんこ店です。
例えばジャグラーは店の需要に対して供給が極端に少なく、ぱちんこ店の運営者は導入したくても満足できる台数を購入することができません。
供給を絞る理由はジャグラーというブランドの維持と周辺機器を合わせて購入してもらうことにより売り上げを得ているためです。

シンプルな遊技性の中に奥深さがあり老若男女問わず圧倒的な支持を受けている機種なので供給が得られなければ撤去の選択はしたくありません。

本当に撤去するとした場合、2021年1月31日の所謂Xデーを待たずして閉業するぱちんこ店が多数出てきます。


しかし、勝手な推測ですが罰則がない以上、撤去は進まないと判断しています。
※厳密には違法機ですが過去の例を参考にすると規則改正後、警察庁より違法機が設置してある場合、取り締まりの対象になるという文書が出ますが、現在は文書が出ていないため積極的に撤去することはないという意味です。



2.高射幸性遊技機設置比率延期の矛盾

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高射幸性遊技機の撤去の取り決めは当初30%から始まり、守れないぱちんこ店は
店名が開示され中古機の流通が制限されました。
さらに改善後も半年間は罰則が継続します。
そのためほとんどの法人が30%以内に収めました。

その次の案として上記の取り決めが発令され最初の期限が今年2019年1月31日でした。
しかし期日の数日前に突然「6号機の供給が少なく中小企業の運営を守るため」という理由で延期が発表されました。

懸命に何を導入して何を撤去しようかと検討していたぱちんこ店が馬鹿を見た格好です。
更には折角15%以内に向けて動いていた法人がこぞって高射幸性遊技機を増台しはじめました。
運営のためではありますが本来の目的と逆行しているのが現実です。

2020年1月31日の5%以内もあと9ヶ月ほどですがこちらも延期するのではないかと推測しております。
バジリスクやハーデス等の撤去で必然的に15%はクリアされますが現状スロットの適合件数は少ないため再度供給が不足しているので延期しますという文書が出るのではないかと思います。

前置きが大分長くなりましたが本題はここからです。

違法機とはいえ射幸性が低いと判断されたものは12月31日撤去。
中小企業は死活問題。
こちらは全日遊連の取り決め。

射幸性が高いと判断され撤去の目標が出たが中小企業を守るために無期限で延期。
こちらも全日遊連の取り決め。

矛盾していませんか?

実際問題、違法機と認定機の違いだから違法機が先に撤去なのは当然ですが全日遊連が中小企業を救いたいという気持ちが本当にあるのであれば警察庁の文書が出てからでも遅くないのでは。と感じております。

これによりユーザー評価が低い新基準機の海甘は不必要に価格が上がり、6号機ジャグラーは多少のスペックダウンでもぱちんこ店に受け入れられるようになります。

旧規則機を撤去することはユーザー、ぱちんこ店どちらも本意ではありません。
しかし新規則機にユーザーを定着させていかなければぱちんこ新時代を乗り切ることはできません。
色々な可能性を見据えて機種構成を行っていく必要がありそうです。